”自分の”読書感想文

既婚子持ちのIT系OLの本の感想ブログ。自分が感じたことを正直に書く、自分にしか書けない自分の読書感想文。

『ある日、アヒルバス』 ピノ食べたい

 

ある日、アヒルバス (実業之日本社文庫)

ある日、アヒルバス (実業之日本社文庫)

 

 

内容

バスガイドのあだ名「デコ」ちゃんのお仕事奮闘記。

ドタバタコメディ。

 

読んだ理由

Kindleでセールしてたから。

バスガイド業界はまったく知らないので、この本で垣間見えたらな、と思って。

 

ネタバレなし感想

ピノが食べたくなった。

主人公の「デコ」ちゃんがちょいちょいとピノを食べるシーンがあるのだけれども、それが魅力的で、食べたくて仕方なくなった。

 

登場人物が個性的でワイワイとした賑やかな小説。

が、すいません、私はあまり楽しめなかった。

 

理由1.登場人物にあまり好感がもてなかった。

理由2.長い。そのわりに結局この話って何がいいたいん??と重いながらずっと最後まで読んでしまった。

理由3.東京のガイドが入ってくるが 、なじみなさ過ぎてイメージが付きにくかった。

 

 

続きでネタバレあり感想。

 

 

 

ネタバレあり感想

 

主人公のデコちゃんがあまり好きになれなかった。

ホントは仕事もちゃんとしてるし、後輩たちもちゃんと面倒見てるし、いい子なんだろうけど、地の文での悪態が駄目だった。

かかわった人ほとんどに心の中で悪態ついているけど、接するときはいい人ぶる感じが、リアルだけど、駄目だった。

 

また、後輩の常識のなさもイライラしてしまった。

クウちゃんの脱走しても悪びれもしないところにイライラ。

先輩であるデコちゃんが迎えに行くいい話ではあるが、それを上回ってイライラしてしまった。

 

ワーキングマザーでありお局様な鋼鉄母さんと、デコの同僚あきちゃんは好き。

鋼鉄母さんは厳しい先輩であり、あだ名どおり強い女性ではあるが、子育てと仕事の狭間で悩みながら仕事に取り組む人。

あきちゃんは、会社に革命を起こす!後輩たちを指導!と行動力がある人。

二人ともパワフルで前向きで好感が持てた。

 

まとめ

ピノ食べたい

願いのピノ、私もほしい