”自分の”読書感想文

既婚子持ちのIT系OLの本の感想ブログ。自分が感じたことを正直に書く、自分にしか書けない自分の読書感想文。

『和菓子のアン』和菓子が絶対食べたくなる!ほっこり小説

 

 

和菓子のアン

和菓子のアン

 

 

内容

日常系ミステリー小説。
舞台はデパ地下の和菓子屋、主人公はそこで働くぽっちゃり系女子の杏子ちゃん(通称アンちゃん)
個性的な同僚と一緒に、不思議なお客さんのたちの謎を解くのであった。
和菓子の事を全く知らないアンちゃんを通して、和菓子の知識も得られる!
 
自分がなぜこの本を読もうと思ったか
表紙見て、和菓子たべてぇ〜、と思ったから。
 
 
ネタバレなし感想
 
和菓子たべてぇ〜〜!!!!!
 
和菓子屋を舞台にしたお話なので、和菓子の話が出る出る。
季節ごとに変わる上生菓子、おはぎ、亥の子餅、干菓子などなど、いろんな和菓子の由来や素材の説明がそこかしこにあり、和菓子が食べたくなるなる。
特に上生菓子は、私のいままでの認識が「あんこの味の形がかわいいやつ」という認識でしたが、改めました。
また、主人公のアンちゃんが食いしん坊ゆえに食べるシーンがおいしそうでおいしそうで。
 
 
周囲の登場人物とアンちゃんの関係がほのぼのしてていいですね。
おいしい和菓子と、癖があるけどやさしい人たちによる物語で、ほっこりしました。
イケメン立花さんが好きです。
 
キャラがかわいいので是非続きが読みたいなぁー。
と、思ったらここで続きがあるようなので、買ってみたいと思います。

 

 

 

和菓子のアンソロジー (光文社文庫)

和菓子のアンソロジー (光文社文庫)

 

 

 

 

 
 
以下、続きでネタバレあり感想。
 
 
 
ネタバレあり感想
 
イケメン立花さんの乙女っぷりはかわいい。
オトメンのおかげでアンちゃんに馴れ馴れしくスキンシップするのも違和感ない。
恋愛にならない関係性が好きです。
 
日常の謎、ミステリーについてはぐいぐい読み進めるほどではないかな、と。
和菓子を絡めた謎、というのは新しい感じはしましたが、
物騒なことを言うヤクザっぽい人は、実は立花さんの師匠だった!というのは、読めた展開だったし、
辻占いで彼女にメッセージ伝える話は、そういう謎解きさせたいんだなぁという強引さを感じた。
 
が、それはどうでもいい!!
アンちゃんはじめ従業員のみんながわいわい謎を解こうとしているのがかわいい。
 
まとめ
続編かなり希望です。
アンちゃんがいろんな和菓子を食べるのが、また見てみたいです。
 
読んだ後上生菓子食べました。
お茶と一緒に食べるとすっごいおいっしい!!